活動報告/子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム

2020.12.05
講演会及び2021(R3)年度子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム募集説明会を開催しました。
今回はオンラインにて実施し、長崎県内をはじめ全国から170名を超える方にご参加いただきました。
当センター長の田中悟郎より挨拶をさせていただき、第1部では岩永竜一郎副センター長よりR3年度子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラムについて説明を行いました。次年度はこれまでのプログラムを組み換えて受講しやすくなったこと、またC(トピック)コースを新設したことなどの説明がありました。
第2部では当センター兼務教員の吉田ゆり教授より「発達障害の青年期における就業と生活の課題を考える」というテーマで主に大学生を中心とした発達障害の生活課題等について講演を行いました。ご参加いただいた方からのアンケートでは、「仕事で関わる子どもたちは小学生ですが、今後を見据えた対応を知れました。今からどんな支援をしていくか、しているかの蓄積を丁寧に次の発達段階につないでいく大切さがよくわかりました」「専門的なサポートはもちろんですが、ナチュラルサポーターという周りの力も巻き込んでいくことが重要だなと感じました。一人で支援するのではなく、様々な機関・人と連携しながら隙間のないサポートが出来るよう配慮していきたいと思います。」といった多数のご感想をいただきました。また今後の当センターへの要望の声もいただき、今後の運営に活かしていきたいと考えています。
ご参加いただきました皆様誠にありがとうございました。


2020.08.23
発達障がい児・者の sexuality 支援の実際
第1部では岩永副センター長より当センターの機能と次年度(令和2年度)の子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム受講者募集について説明を行いました。 第2部は長崎大学名誉教授であり、当センタースタッフでもある宮原春美が 「障がい児・者に対する性行動と支援方法」というテーマで講演を行いました。 参加者の中からは、「eラーニングで講義を担当している先生の話を直接伺えてよかった」「障がいの有無に関係なく、子どもたちへの性教育はとても大切なことだと思った」「その子の特性に合ったわかりやすい伝え方を身に付けたいと思います」などの声が寄せられ、充実した時間となりました。 ローマ教皇来崎による交通規制や悪天候の中、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。


©長崎大学子どもの心の医療・教育センター