• 長崎大学子どもの心の医療・教育センター発足に寄せて

     この度、長崎大学子どもの心の医療・教育センターを医学部保健学科と教育学部の緊密な連携の上で立ち上げました。これはいうまでもなく、これまで長崎県内で起こった子どもが子どもに危害を与えるという事件の連鎖が止まらない現実に対して、大学も「何かをせずには居られない」想いで議論を重ね作り上げたものです。

    この10数年間長崎県はこの国の中でも最も手厚く、重層的な対策をやっていたはずなのに佐世保で事件がまた起こってしまいました。教育現場ではこれ以上何をやったらこういう事件を防げるのかという悲壮な呟きも聞こえて来ました。

    こういう中での長崎大学子どもの心の医療・教育センターの船出です。このセンターを立ち上げるにあたっての私たちの議論の先に見えて来たものは、県内の子ども達に関わる多職種の連携と個々人への支援が必要だということでした。それぞれの教員やスタッフが今、子どもと関わる際に何が求められているのか、現場にはどういう支援が必要なのか、誰と誰がどう連携すれば有効に機能できるのかを現場の方々と一緒に学び直すことを目標に掲げました。

     学生達には教育学部と医学部の共修で学びの場を、教員をはじめとする現場の人々には島にいても、長崎市から遠方にいても遠隔で学べるプログラムを準備しています。また、教員が県内各地の現場に出向き、教員たちや子どもに向き合い、直接の支援や講演会などを通じて情報を提供します。

    県内の子どもの心に関わるすべての人々自身が学び、飛躍し、自信を持って対応できるような世界を提供できるようセンターが 一丸となって頑張りますのでよろしくお願いします。

    センター長  田中 悟郎(たなか ごろう)

  • 長崎大学子どもの心の医療・教育センター発足に寄せて

    長崎大学子どもの心の医療・教育センターの副センター長としてセンター事業に関わらせていただくことになりました。  心の支援が必要な子どものために微力ですが、お役に立てるように取り組んでいきたいと考えています。  保護者の皆さま、先生方、子どもに関わる方々と連携を取りながら、子どもたちの支援を進めていきたいと考えています。 皆様のご理解、ご協力をいただけるとありがたいです。

    副センター長  岩永 竜一郎(いわなが りょういちろう)

©長崎大学子どもの心の医療・教育センター