活動報告/子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム

2021.12.04
講演会及び2022(令和4)年度子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム受講生募集説明会を開催しました。
オンラインにて開催し、長崎県内をはじめ全国から270名を超える方にご参加いただきました。
最初に当センター長の田中悟郎より挨拶させていただき、第1部では副センター長の岩永竜一郎が2022(令和4)年度子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラムの受講生募集について説明を行いました。
第2部では当センター兼務教員の今村明教授が『神経発達症(発達障害)の二次障害について』のテーマで、精神医学の観点から神経発達症やその併発症・続発症、こころの発達、支援について講演を行いました。
講演会終了後のアンケートでは、「充実した内容で参考になった」「悩みどころを紐解くことができた」「新たな情報があり、聴講できてよかった」といったご感想をいただきました。
今後のeラーニングや当センターへの要望もいただきました。今度の運営に活かしたいと思います。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

2021.07.18
2021年度(令和3年度)eラーニング受講者向けオンライン研修会を開催しました。
オンラインにて開催し、長崎県内をはじめ全国から75名の令和3年度eラーニング受講生にご参加いただきました。
当センター長の田中悟郎より挨拶させていただき、前半では、副センター長の岩永竜一郎より『包括的アセスメントについて』のテーマで講義を行いました。
後半では、長崎大学名誉教授・当センター職員の宮原春美より、訪問支援での事例を提供させていただき、グループディスカッションを行いました。全国各地の医療機関、福祉機関、教育機関、保護者の方等、様々なお立場から活発な意見交換がなされ、貴重な時間となりました。こちらの配慮が至らない点もあったかと思いますが、皆様のご協力で研修会を無事に終えることが出来ました。感謝申し上げます。
研修会後のアンケートでは、「包括的にアセスメントし、支援していくことの重要性を再認識できた」「色々な職種の方の意見を聞くことができ、学ぶことが多かった」「今後の学びのモチベーション維持につながった」等の声をいただきました。また、グループディスカッションや、今後の当センターの研修会、eラーニング等へのご意見・ご要望もいただきました。今後の運営に活かしていきたいと考えております。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

2021.07.14
2022年度(令和4年度) 子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム(eラーニング)の受講生募集が決定しました。
当プログラムは、発達障がい等による子どもの心の問題を支援する一策として、2018年度(平成30年度)から実施しております。
インターネットを利用し、講義動画を視聴して学習を進めていく学習形態です。時間や場所にとらわれずに受講することができます。
子どもに関わる専門職の支援能力向上・キャリアアップを目指した、教師や保育士、療育関係者などに発達障がいや特別支援教育、医療的な支援に関するプログラム内容となっており、各コース全講義修了者には長崎大学から履修証明書が発行されます。
2021年度からは、各40講義の3コース体制になりました。
お申込み方法等に関しましては、正式に決定次第、随時お知らせいたします。

2021年12月4日(土)には、講演会及び令和4年度子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム説明会を開催予定です。
詳細につきましては、今後、ホームページ等でお知らせ予定です。

【追記】2021年12月4日(土)子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム説明会・講演会に関する詳細を掲載しております。

2021.04.05
2021年度 子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム(eラーニング)が開講いたしました。
今年度からAコース(発達障がいの基礎・アセスメントコース)、Bコース(発達障がい児者への支援コース)、今年度新設のCコース(発達障がいトピックコース)の編成になりました。
4月3日(土)には、オリエンテーションを実施しました。オンライン(Zoom)での開催となりましたが、全国から受講者312名にご参加いただきました。当センター長の田中悟郎より挨拶をさせていただき、前半は当センター職員より受講手順の説明を行いました。後半では副センター長の岩永竜一郎より『発達障害とその関連情報を学んでいただく意義』のテーマで講義を行いました。
お忙しい中、多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
夏頃にはeラーニング受講者向けの研修会を予定しております。
今年度もよろしくお願いいたします。受講生の皆さん、1年間一緒に頑張りましょう。



【お知らせ】
当センター監修の著書「特別の支援を必要とする多様な子どもの理解―「医教連携」で読み解く発達支援―」が発売中です。
教職課程コアカリキュラム対応テキストであり、教育学や心理学に福祉・医学を加えた視点、特に「医教連携」の視点から各障害の特性、支援・指導方法等を詳しく説明しています。養育の問題やキャリア教育等、コアカリキュラム外の重要課題にも言及し、特別支援教育に必須の知識を網羅した内容となっております。教育や子どもの支援に携わる人に最適の1冊です。
<執筆者(執筆順)>
吉田ゆり(長崎大学人文社会科学域/教育学部・教育学研究科、当センター兼務教員)
岩永竜一郎(長崎大学生命医科学域/医学部保健学科、当副センター長)
高橋甲介(長崎大学人文社会科学域/教育学部・教育学研究科、当センター兼務教員)
今村明(長崎大学病院地域連携児童思春期精神医学診療部、当センター兼務教員)
鈴木保巳(長崎大学人文社会科学域/教育学部・教育学研究科)
石川衣紀(長崎大学人文社会科学域/教育学部・教育学研究科、当センター兼務教員)
友永光幸(長崎県立鶴南特別支援学校)
西村大介(長崎大学人文社会科学域/教育学部・教育学研究科)
浦川心(長崎大学教育学部附属特別支援学校)
田中悟郎(長崎大学生命医科学域/医学部保健学科、当センター長)
徳永瑛子(長崎大学生命医科学域/医学部保健学科、当センター兼務教員)

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