活動報告/子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム

2023.12.2
2024(令和6)年度子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム受講生募集説明会及び講演会「発達障害児の保護者支援について」を開催しました。
12月2日(土)にオンライン(Zoom)形式で開催し、全国から300名を超える方々にご参加いただきました。
最初にセンター長の田中悟郎がご挨拶し、第1部は副センター長の岩永竜一郎が2024(令和6)年度子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム(eラーニング)の受講生募集について説明を行いました。
第2部では、当センター兼務教員の吉田ゆりが『発達障害児の保護者支援について』をテーマとし、講演を行いました。講演では、保護者が感じているストレスや障害受容、「家族の効力感」を高める支援等について、実際のエピソードも交えながら説明いたしました。 講演会終了後のアンケートでは、「保護者への支援の大切さを改めて確認できた」「支援のためにおさえるポイントがいくつもあり、大変勉強になった」等のご感想をいただきました。
eラーニングや当センターへの要望もいただき、今後の運営に活かしたいと思います。

お忙しい中、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

2023.10.01
2023年度(令和5年度)eラーニング受講生研修会を開催しました。
10月1日(日)にオンライン(Zoom)形式の研修会を開催し、127名の2023年度eラーニング受講生にご参加いただきました。
 始めに、センター長の田中悟郎から挨拶を行い、その後、九州ルーテル学院大学人文学科児童教育専攻准教授で、日本LD学会常任理事でもある増本利信先生より「読み書きに困難さのある子どもの理解と支援のあり方」というテーマで講義を行っていただきました。増本先生は、当センターeラーニング講義の講師を担当いただいており、受講生の方は既に講義を受けられた方も多いと思います。
 講義の中では、読み書きの困難をもつ子どもたちの認知面を中心にわかりやすくご説明いただき、具体的な事例をまじえながらご講義いただきました。また、LDの疑似体験や、参加者の皆様の反応をリアルタイムに共有しながら講義をすすめていただきましたので、オンライン形式ではありましたが、参加者の皆様を近くに感じながら学び合える充実した時間となりました。
参加者からの感想では、「2時間があっという間でした。小学校や支援学校の現場での経験を踏まえたお話は、とても分かりやすく、参考になりました。」「講義だけでなく疑似体験を行ったことで理解が深まりました。」「増本先生が支援を試行錯誤されてきた様子もわかって、自分もやらなきゃ進まないなと感じました」といった感想などをいただきました。
 また、今回いただきました皆様からのご意見等については、より良い学びの場を提供できるよう、今後の運営に活かしたいと思います。ご参加いただきました受講生の皆様、誠にありがとうございました。


2023.07.23
2023年度(令和5年度)eラーニング受講生交流会を開催しました。
7月23日(日)にオンライン(Zoom)形式の研修会を開催し、25名の2023年度eラーニング受講生にご参加いただきました。
初めに、副センター長の岩永竜一郎から挨拶を行い、3つのグループに分かれて意見交換を行いました。
幼児期を主な支援対象とした方々のグループでは、具体的な支援方法や、園と支援施設の連携について話題に挙がりました。 学童期のグループでは、保護者への対応の仕方、学校のクラスや学童での効果的な声かけの方法、また支援者としての学びをステップアップする方法などについて話題に挙がりました。 中学生以上の思春期青年期のグループでは、開示のルールがある中でも知能検査の結果を効果的に活用する工夫について話題に上がったり、幼児期や学齢期は個性の範囲として言われたが、思春期になって家庭で抱え込んで思春期で孤立しているケースについてどうしたらよいかなどについて話に挙がりました。
研修後のアンケートでは、「職種の違う方々が、子どもの支援をそれぞれの立場から伝えあい、共有できること、参考になることが多く、大変、勉強になりました。」 「質疑応答は特に早速明日からの仕事に役立てたいと思います。」 「たくさんの方のお話をききたいと思いながらも、グループ間での話は時間が足りなかったように思います。」等のご感想をいただきました。
また、当センターの運営やeラーニングについてのご意見やご要望もいただきました。より良い学びの場を提供できるよう、センター内で共有し、今後の運営に活かしたく思います。

ご多用の中、ご参加いただきました受講生の皆様、誠にありがとうございました。

2023.04.02
2023年度子どもの心の支援にかかわる高度人材育成プログラム(eラーニング)を開講いたしました。
4月2日(日)には、オリエンテーションを実施しました。オンライン(Zoom)での開催となりましたが、全国から受講者約430名にご参加いただきました。
当センター長の田中悟郎より挨拶をさせていただき、前半は当センター職員より受講手順の説明を行いました。
後半では、副センター長の岩永竜一郎より『発達症と関連することについて学び続けることの重要性』のテーマで講義を行いました。
お忙しい中、多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今後もeラーニング受講者向けの研修や受講生同士の交流の場を計画しています。
約1年間、よろしくお願いいたします。


©長崎大学子どもの心の医療・教育センター